跳訳雑感

ゆるオタの備忘録です。

Dリーグをおススメしたい

野球やサッカーに限らず、様々なスポーツがリーグを持つようになりましたね。ダンスにもそういうリーグが一昨年からありましてね、Dリーグって言うんですけど。

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シーズンは10-6月で、昨日第2シーズンの決勝が終わったところです。それはもう素晴らしいショーでした。アーカイブを見ていただければそれが一番良いんですが、公式サイトを見ても理念やルールが分かりにくいので、雑に紹介していこうと思います。
元々気になってた人向けに、決勝前のリーグ戦最終ラウンド、つまりは最高の試合内容だった回のアーカイブを貼っておきますね。

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Dリーグというのは、一言で言ってしまえばダンスコンテストです。各チームが数分踊り、審査員が点数を付け、最も高得点だったチームが勝者です。それを12試合行い、勝ち点などから数チームを選抜、決勝リーグを行う、という流れです。
面白いのが、振り付けはもちろん音楽もオリジナルのものを用意しなければならない、というところです。なので曲の印象というものを利用することが良くも悪くも出来ず、あくまでダンスが主役という印象を与えるようになっています。また、回数や人数に制限はあるのですが、ゲストダンサーを呼ぶことも出来ます。ルールとして決まっているわけでは無いのですが、だいたいはダンサーとしての実績を持つ人が呼ばれます。既存の印象を使うのならばダンサーで、ということなのでしょう。音楽や演劇の添え物として使われることが多いダンスですが、こういう面からもこのリーグはダンサーを主役に、というメッセージが込められていることが分かります。もちろん各チームの監督(Dリーグではディレクターと呼称しています)も「界隈では超有名」という人ばかりです。

まだまだ始まったばかりのリーグなので、競技としてはルールが曖昧であったり審査基準が分かりにくかったり、ファンから不満が噴出するようなリーグでもあるのですが、ショーとしては素晴らしいリーグです。
こういうコミカルで独自性あふれるショーがあったり、
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こういう非言語表現の一つの完成形のようなショーがあったり、
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こういうアクロバットなサーカスのようなショーがあったり、
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こういうアジアンな雰囲気のヒップホップがあったり、
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こういうアート性全振りの難解なショーがあったり、
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他にも沢山いい作品はあるんですが、バラエティ感を出すために選出したら、勝った作品が1作品しか入りませんでした。それぐらい、勝てなかった作品も素晴らしいということです。平日開催もあるので、毎回リアルタイム視聴は難しいのですが、こうして作品単体のアーカイブも残ります。ぜひ、一度見ていただけたらというレコメンドでした。