跳訳雑感

ゆるオタの備忘録です。

KADOKAWA DREAMSお気に入りショーについて話したい[Dリーグ21-22]

各チーム振り返りを書こうと思ってたら公式から色々出ちゃって、
まあ今更感はあるんですが、ここは備忘録なので描きます。

今シーズン、惜しくもCSに進まなかったKADOKAWA DREAMSですが、Dリーグの中では一番カッコよさが分かりやすいチームだと思っています。ベストディレクター賞おめでとうございます。個人的に「なんで優勝しなかったの?観客の目は節穴なの?」と思ったショーがこれです。

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まず衣装を褒めますね。笠がちょっとサイバーで違和感があるんですね。こういう笠って日本に限らず東アジア圏のものだと思うんですが、藁のような素材にしないことで現代日本の要素を混ぜている感じがします。あとは単純にヒップホップという洋物との橋渡しとして、こういう色を入れたのかな、と。そうやって目立たせた物に更にラインを入れて、動きの揃い具合を強調していると。単純にカッコいい上にショーを引き立てる機能性もある……これは発明です、発明。服は女性らしさがテーマということで、素材的にラインを拾いにくそうな気がするんですが、見事にピチピチ。どうなってるんでしょう。公式からの解説動画を見ると、詰め物で解決していると思うんですが、だとしたら更に踊りにくいはず。下品にならないよう肌は見せていないデザインですし。アンダーでなんとかなるのか?いやほんと、どうなってるんでしょうね。公式から解説あったんでしょうか、情報が欲しいです。更にメインの3人はヒールも履いていますからね。
次に構成を褒めますね。この作品は単体で見ても素晴らしいんですが、ラウンド通しで見ると更に緩急というものを強く感じるんですね。順番も後ろのほうで見ている側も少しダレてきた頃にこの作品が来たわけです。そのあたりも狙ってやってるんでしょうか。元々このチームは緩急が効いた作品が多いのですが、この作品は特に強かった気がします。空手風の力強い動きと女性らしいしなやかな動きが繰り返されつつ、引き立て役の5人は力強くパキパキとした動作をメインに盛り上がりに波をつけると。あとは、終始視線誘導が上手くてですね、0:50あたりで横に掃けるのを2段階でやっているんですが、2回目が本当に目立たない。1:15あたりなんか、メインの3人しか目に入らないし、かといって他の人は邪魔でも無く、風みたいに見えて良いんですね。1:58あたりではワーム連携の準備をしている3人が目立たないよう、しっかりとメインの1人が目立っている。(こんなしなやかな動作で何で目立つんでしょうね、後ろの5人で一塊に見えるよう誘導しているからなんでしょうか。)2:10あたりからのカノンなんかどうして綺麗に人数が減っているように見えるのか分かりません。公式が解説してください。
最後にスキル……を褒めたいんですが、Dリーグの人達は皆さんスキル高いので言うまでも無いですね。

優勝作品の2作品も本当に素晴らしいのですが、個人的にKDのベストショー、いえ全チーム21-22レギュラーシーズン最高の作品はこれでした。ラウンド9が始まるまで頭を離れなかったですし、今も定期的に見てます。今後、KDが外に呼ばれたときは全部この作品で良いんじゃないかな、とさえ感じます。この作品が優勝できないぐらいレベルの高い作品がひしめきあっているのがDリーグです、見ましょう。次のシーズンは10月からなので、今からでも21-22シーズンの振り返りは十分間に合います、見ましょう。

Dリーグをおススメしたい

野球やサッカーに限らず、様々なスポーツがリーグを持つようになりましたね。ダンスにもそういうリーグが一昨年からありましてね、Dリーグって言うんですけど。

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シーズンは10-6月で、昨日第2シーズンの決勝が終わったところです。それはもう素晴らしいショーでした。アーカイブを見ていただければそれが一番良いんですが、公式サイトを見ても理念やルールが分かりにくいので、雑に紹介していこうと思います。
元々気になってた人向けに、決勝前のリーグ戦最終ラウンド、つまりは最高の試合内容だった回のアーカイブを貼っておきますね。

gyao.yahoo.co.jp

Dリーグというのは、一言で言ってしまえばダンスコンテストです。各チームが数分踊り、審査員が点数を付け、最も高得点だったチームが勝者です。それを12試合行い、勝ち点などから数チームを選抜、決勝リーグを行う、という流れです。
面白いのが、振り付けはもちろん音楽もオリジナルのものを用意しなければならない、というところです。なので曲の印象というものを利用することが良くも悪くも出来ず、あくまでダンスが主役という印象を与えるようになっています。また、回数や人数に制限はあるのですが、ゲストダンサーを呼ぶことも出来ます。ルールとして決まっているわけでは無いのですが、だいたいはダンサーとしての実績を持つ人が呼ばれます。既存の印象を使うのならばダンサーで、ということなのでしょう。音楽や演劇の添え物として使われることが多いダンスですが、こういう面からもこのリーグはダンサーを主役に、というメッセージが込められていることが分かります。もちろん各チームの監督(Dリーグではディレクターと呼称しています)も「界隈では超有名」という人ばかりです。

まだまだ始まったばかりのリーグなので、競技としてはルールが曖昧であったり審査基準が分かりにくかったり、ファンから不満が噴出するようなリーグでもあるのですが、ショーとしては素晴らしいリーグです。
こういうコミカルで独自性あふれるショーがあったり、
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こういう非言語表現の一つの完成形のようなショーがあったり、
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こういうアクロバットなサーカスのようなショーがあったり、
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こういうアジアンな雰囲気のヒップホップがあったり、
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こういうアート性全振りの難解なショーがあったり、
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他にも沢山いい作品はあるんですが、バラエティ感を出すために選出したら、勝った作品が1作品しか入りませんでした。それぐらい、勝てなかった作品も素晴らしいということです。平日開催もあるので、毎回リアルタイム視聴は難しいのですが、こうして作品単体のアーカイブも残ります。ぜひ、一度見ていただけたらというレコメンドでした。

誰も傷つけない表現は無い「ルックバック」

修正が来て、私の深読みも的外れじゃないのでは?と思えたので記録として徒然と。

※ネタバレします。

公開日の日付まで合わせているあたり、この作品は例の事件で残された側に対する寄り添い、がメインなのかなと。多くの人がそう受け取ったと思います。ただエンタメにおいては、例の事件を扱うことそのものが、誰かを傷つけることになりかねません。それなのに敢えて公開日まで合わせ、犯人の動機を同じものとしたわけで、それは大きな意味をもつからやるわけです。当然、作者ですら読者側からの「配慮を!」という声が飛んでくるのは予想したでしょう。誰かを傷つける覚悟があったに決まってます。

そこで今日の修正です。

修正された理由は統合失調症のかたへの配慮、と言われていますが、それだけなら「クリエイターの成れの果てとしての犯人像」は崩さなくても可能です。もちろん、例の事件との関連性を薄める意図もあったとは思いますが、「俺は努力しても芸大なんて入れなかった」「なんでお前の作品は評価されるんだ」とか、そんな感じでも良かったはずです。なのに今日の修正は「誰でも良かった」なのです。

表現の自由と言うものは、公共の福祉とバランスを採りつつ存在していくものです。
現在、行われている表現規制の中には妥当なもののほうが多いでしょう。しかし、ここ数年、公共の福祉という存在があまりに大きく見える事案が目立ちます。最近だと宇崎ちゃんポスターの件が印象的ですね。確かにトラウマが蘇る人は少なくないでしょう。ただ、表現というものは究極的に、存在するだけで「表現をしたくても出来ない人」を確実に貶めます。なるべく多くの人を傷つけない表現は必要ですし素晴らしいものですが、そこに疎外感を覚える人は必ず存在するのです。この世に誰も傷つけない表現など存在しません。ルックバックでも、藤野の漫画が結果的に京本の命を奪ったわけですし、京本の作品が犯人を狂わせました。これを表現の加害性を描いたものだと受け取るのは深読みすぎでしょうか。

「仲のいいあの人が傷ついたから」「尊敬するあの人を貶めている」そんな正義心や善良さで表現が規制される事案が後を絶ちません。表現の加害性を削っていくのは確かに大事な事でしょう。ただ、京本は藤野と出会わないほうが良かったのでしょうか。藤野の妄想通り、命は助かったかもしれませんし、犯人の罪もかなり軽く出来たでしょう。2人が生きている世界線も素晴らしいものには違いありません。それでも、そこには2人が出会わないとあり得なかった素晴らしい世界があるのです。命を奪われることに見合わない、という人が多数かもしれませんが、2人が出会った世界を誰が否定できるのでしょう。その尊さなんかよりも命が大事だとお説教を垂れる正義心は、果たして全肯定できるものなのでしょうか。尊さを全く理解できていないから「何でこんなものを描いたんだ」、ひいては正義心をぶつける相手なんて「誰でも良かった」んじゃないか。まったくもってその通り、であるはずがないのに、表現の自由を愛する立場としては、今回の修正がそういう皮肉にしか見えないのです。

ゼロから始める自炊生活

自炊エントリがわりと好きなので書いてみました。

「一日一時間ほどの自由時間があり、毎月数千円でも貯金できる一人暮らし」が「一汁二菜」を「家電ゼロ」から目指す、という話です。お金がある人はホットクックとかボニークとか買えば良いと思います。そこそこ健康的でそこそこコスパのいいところを目指そう、という話ですので、毎日菓子パンが最強、という話はしません。

第一段階「米を炊く」
 米です。米を自分で炊いてもたいして節約にはならないかもしれませんが、自炊感が出ます。もちろんパスタや素麺のほうがコスパ的には優秀です。しかし、後の健康を考えると、飽きの来ない主食を選択したほうが良いかと思います。食パンも悪くないですが、冷凍庫が無い状態だと保存に難がありますし少量包装は割高です。また、腹持ちは米のほうが良いと感じる人が多いかと思います。
 米を炊く方法ですが、私がオススメするのは「電子レンジ+プラの一合炊き」です。電子レンジは強(500W前後)弱(200W前後)が選択出来て、最大10分設定出来るものを買うと汎用性があります。時間設定は細かいほうが良いですが、まあ最悪自分でカウントして途中で開ければ良いので、1分刻みでセット出来れば良いでしょう。オーブン機能もあると楽しいですが、値段のハードルが高くなりますので財布と相談してください。プラの一合炊きは色々ありますが、何を使っても吹きこぼれと慣れの研究は必要かと思いますので、ダイソーので良いと思います。焼き物のちょっといいやつも悪くないですが、落として割らない自信のある人だけにしましょう。
 もちろん、炊飯器を選択してもいいのですが、炊飯器の窯を洗うのは面倒くさいです。重いし冷めるまで持てないし。それに、自炊を辞めてしまったら無用の長物となってしまいます。電子レンジなら、自炊に挫折しても中食などで活躍の機会があるでしょう。といいますか、しばらくおかずは買ってくることになりますので、温めるものがあったほうがいいです。食べきりサイズの冷凍食品も活用できますし。沼など、炊飯器をフルに活用する予定の人は買ってしまっても良いと思いますが、一人暮らしならレンジ調理のほうが汎用性が高いし時短です。
 おかずは適当に買ってください。ツナ缶とか鯖缶とか豆腐とかに適当なお惣菜を合わせればいいんじゃないですかね。大塚食品のマイサイズとかでも楽ですね。

第二段階「汁をつくる」
 嫌いでなければ味噌汁をおすすめします。日本在住であれば選択肢も多いので。もちろん、最初はインスタントから始めます。料亭の朝シリーズで良いでしょう、あさげ派ですか?それも良いですね。好きにしてください。米を炊けないときなどは、適当な総菜パンにカップスープでも付けましょう。満足感が全然違うと思います。
 汁を作るにはお湯が要りますね。ここで「卓上IH+IH対応の薄い鍋」を買いましょう。備え付けのコンロがある人はそれでもいいです。もちろん、ケトルを購入しても良いのですが、あいつはお湯しか作れません。熱源+鍋であれば将来性があります。それに、鍋があれば乾麺を茹でるのだって気楽です。電子レンジだと少々怖い、油の入った液体を加熱するという行為が、とても気楽になります。特別な容器も必要ありません。また、ガスコンロやカセットコンロでは無く、IHなのは手入れの問題です。電気代よりガス代のほうが安く済みそうな人は、少々面倒でもガスのほうが良いかもしれません。
 正直、この段階でゆる自炊と言い張って終わっても良いと思います。節約にはあまり繋がらないかもしれませんが、飽きの来ない中食ライフというには十分な環境を構築できているかと。

第三段階「野菜を茹でる」
 ここで大きな買い物に出てください。「冷凍庫付きの冷蔵庫」を買いましょう。冷蔵庫なんて不要だと言う人も最近は多いですが、アレは便利です。なにより、食べ残しの発生を恐れず買い物が出来るようになります。そして、冷蔵庫があると生鮮食品や要冷蔵のものを保存可能になります。つまり、使い切りじゃない味噌と野菜が買えるので、コスパのいい味噌汁を自作できるようになります。納豆など小分けパックの製品も買いやすくなります。
 野菜は葉物から始めると良いと思います。ほうれん草など、茹でてお湯に成分を溶かし、あく抜きを必要とするものには注意してください。ここで包丁とまな板を手に入れてもいいですが、別に手でちぎっても問題は無いです。葉っぱを茹でて、出汁入り味噌を入れれば立派な味噌汁です。鍋を洗うのが面倒な時は、インスタントの味噌汁に葉っぱをちぎって追加しても良いでしょう。味噌をコンソメやトマト缶に変えれば洋風の汁も出来ます。鶏ガラで中華風の汁も出来ます。汁は良いです、野菜を食べやすい。
 安ければ、レタスや水菜なんかをちぎってサラダにしてもいいでしょう。ドレッシングは作っても良いですし、ごま油と塩とかでも良いです。この段階で、買ってくるおかずは肉魚、たまに野菜の煮物ぐらいになりませんか?コスパと言う意味ではここが最終到達点でも良いでしょう。主菜は納豆や豆腐でも良いのですし、卵を買ってきて茹で卵にチャレンジするのも良いですね。
 葉っぱが高いときは大根など他の野菜も買ってみましょう。ついに包丁デビューです。電子レンジで少しでも加熱しておくと、茹るのも早いです。コツが要るので時間があるときに実験しておくと良いです。シリコンスチーマーがあると安定感が増しますが、別にレンチンできる食器ならなんでもいいです。ラップすれば良いですし、上手くやればラップも要りません。茹でた野菜に醤油をかければ、立派なお浸し・温野菜です。ツナ缶や鯖缶を加えて煮込めば、立派な料理です。
 ダメにしそうな野菜があるときは、適宜冷凍保存してください。インターネットにはあらゆるものの冷凍保存法が転がっています。

第四段階「たんぱく質を焼く」
 料理初心者と言えば野菜炒め、みたいなところがありますが、焼いたり炒めたりはすごく難しい調理です。しかし、野菜を茹でることが出来るようになったのであれば、目玉焼きぐらい挑戦してみても良いでしょう。おすすめは「生でも食べられるものの加熱調理」から始めることです。肉や魚は最後です。といいますか、肉魚は買っても自炊しても、そこまで節約にならないです。趣味の範囲かな、と。
 熱源はあるはずなので、「テフロン加工のフライパン」を買いましょう。安いのを半年から一年ほどで使い捨てるのが楽です。生肉や生魚の扱いだけ頑張って調べてください。怖い人はまな板も分けてください。味付けも最初は加熱後に行うようにしたほうが、失敗が少ないかもしれません。
 ここまでくれば、だいたいの料理は作れる状態になるかと思います。少しずつ調味料を集め、二度と使わないものたちの消費に、共に頭を悩ませましょう。

「うっせぇわ」って自虐ソングにしか思えないんです

タイトルが全てなので以下は蛇足です。

gendai.ismedia.jp

この記事がすごく面白くてですね、プロが考察するとこうなるんだなと。世界への諦念というのは、他の作品なんかを見ても、これからの世代に共通する価値観になっている感じがありますね。ただ、私がこのリンクを踏んだ時に期待したのは、ラストのフレーズ「アタシも大概だけど」に込められた自己嫌悪の感情に対する考察なんですね。

この曲、面白いのが自分の正当性を正しさだとか模範だとか大きな主語で語るのに、非難しているのは小さくて具体的な事象なんですね。そこに対してイキってるだとか器が小さいだとか、そういった感想をよく目にしました。しかし、これは最後のフレーズでしっかり回収されているように思えてしまってですね、ええ。串を外しなさいだとか小さな苛立ちを都度流しきれずに積み上げて、隔絶を望む自分も大概小さいな、という意味には取れませんか、と。

自分のことを天才と称する行為ですが、この曲を届けるべき人々にとっては根拠のない自信をもつだとか、そこまでの意味は無いように思うんですね。どちらかというと自虐的というか、万人にとっての正解とは言えないけど完璧じゃない私にとっては最適解だ、という意味で運用されている感じがあります。天才の私の言う通りにしなさい、ではなく、私は天才だからこれで正しいんだ充分じゃないか、という慰めなんですね。みじめさの無い慰め。

外面をいい子ちゃんで固めて、自分の本心は大切にして信頼している人々にしか見せずに、世界を少しでも変えようなんて行動を無駄だと割り切っている私も大概だ、という曲にしか私には思えません。


あ、単純に作品としてはあまり好きでは無いです。歌手の表現力は素晴らしいのですが、もうちょっと編曲を重くしてボーカルと殴り合ってほしいな、と思ってしまうので……。

WJ2021年12号雑感

パクチーって一回色が悪くなっても復活するんですね。葉緑素とか光合成とかの話なんでしょうけど、実際に見ると感動があります。

※以下ネタバレ
※海賊王は未履修です。

[デッドラック]
既出能力者による新鮮味の多くないバトルをこうやって描くのは上手いですね、画の地味さをキチンと補った上に無理矢理感も無い。しかし、オータムの印象が薄い……実在→虚構への変換に対する、安野の虚構→実在という対比だったとは思うのですが、普通に物理攻撃が強くて能力への印象が薄いのは勿体なさすぎる。秋という季節が無くなることを防いだ、あるいは取り戻したという展開になるんでしょうけど、今のところ一切説明が無い気が。安野の描写が良かっただけに、オータムの薄さが際立ってしまった気がしますね。

[ヒロアカ]
こういうのを読むと、デザイナーベイビーを肯定したくなってしまいますね……個人的には程度問題だと思っていますが……。
しかし、家族をまとめる役も弟に取られるって、燈矢を救う道が見えないんですが……。

[呪術]
虎杖、指を飲む前から身体能力が高かったりしましたけど、ここで出自の話でもくるんでしょうか。呪術師と血筋の話をこれだけしていて、虎杖がどこともつながりが無いほうが違和感ありますけどね、主人公なので何も無くても納得はしますが。

[若君]
足利尊氏の目の描写、ネウロ時代の不気味さそのままに画力を上げてきた感じで、迫力がありますね。笑っちゃいますよ、こんなの。ただでさえ時代を無視したローストビーフ丼っぽい描写でお腹痛いのに。やりたい放題すぎる、最高。

[ロボコ]
ニョンタ……お前だったのか……。

[クロパ]
主人公がここまで徹底して冷静で大人なキャラになると、物語を動かすのがすごく難しいと思うんですが、大丈夫なんですかね……実質的な主人公はかりんちゃんになっていくのかもしれない……。

[マッシュル]
わかりやすくアホな展開は見てて安心しますね。

[アイテルシー]
小説家があからさまに怪しいのはブラフであってほしいのですが、序盤ですし普通に誘拐事件解決への糸口提示っぽいですね。

[石]
そうか、国際規定か……!これは納得感がすごい。
日本語英語問題があやふやなんですが、石神村の人々は日常は日本語で、一応は英語も分かるんでしたっけ。相手方が日本語を解するだけ?いや、些末な問題なんですけどね……。

[魔女]
まあ隠せるわけなかった。
先生の名前でマクワウリを連想したのですが、作業中に食べてたんでしょうか。ネームは連載会議前でしょうし。

[ブラクロ]
ジャンプの三大原則、友情・努力・勝利をちゃんと描いてるの、もはやこの漫画ぐらいなのでは……。

[いのうさん]
女の子の可愛さは素晴らしいんですが、波動君の髪形がコロコロっぽいのに違和感がありますね。最近のラブコメ主人公がイケメン揃いであることのアンチテーゼなんでしょうか。共感型にしたいのであれば、普通に七三分けとかのほうがいいと思うのですが。

[夜桜]
有機金属ってそういう使い方していい言葉なんですか?(無知)(動きが有機的という意味なんでしょうが)

[坂本]
帯黒さん、普通に強すぎてギャグキャラだって忘れてましたわ……準レギュラーになるといいいなあ。

[あやトラ]
マジカルキョーコじゃないですか!懐かしい!!
ラスト、先輩に対して下着姿を見られたことではなく、その種類がマズいと周囲が誤認しているの、意味が分からな過ぎて愉快ですね。

[マグちゃん]
奴ってなんですか、このほのぼの漫画がバトル漫画になるのは嫌ですよ、もっとほのぼのさせてくれ!!!ゾンゼ=ゲ可愛いじゃないか!!!

[高校生]
太っても見た目が悪くならない人、健康に気を付けて欲しい、見た目は肯定するけど健康にはなってほしいんだ、お願いだ。

[仄見える]
今の時期にエミリアって名前はどうだろうか、放送中ですよ。

[ニライカナイ]
ああ、チャコちゃんがロリじゃなくなってしまった、唯一の癒し成分が……。

[ビルキン]
やっとスケール感が戻ってきた感じですね。第一試験はイマイチすごさが分からなかったからなあ。

WJ2021年11号雑感

クラウド擁護説を考える間もなく解答編が始まってしまった。
ひぐらし、鬼騙しと鬼隠しの比較をすると分岐が見えてきて楽しいのでおススメです。考察につながるかは知りませんけど。

※以下ネタバレ
※海賊王は未履修です

[クロパ]
能力があることと需要があることは別問題、みたいな話を少年誌でするのって残酷ですね。
念願のスポーツ物、ハイキューの後に直球勝負は大変だと思いますが、戦略で技能に挑む話は好きなので、頑張ってほしい……。

[呪術]
事変の後、世界観をガラっと変えてくるんだろうなあ、ぐらいは予想してましたけど、まさかのダークヒーロー化ですか。虎杖と夏油の境遇が若干かぶって見えますね。思想が違う上に「虎杖は闇落ちしないよ」をやった後なので、乗っ取られることは無いんでしょうが。そして忘れたころに出てくる天元様。過去編でがっつり描いてきたので、何かしらあるんでしょうけど、天元様を殺す流れになってしまうのだろうか。真希さんが生き残るかもしれない、というところにしか希望が持てないですね、面白いんですけど。

[ヒロアカ]
燈矢とデクの幼少期、かぶりますねえ……デクにも優秀なきょうだいが居たらこうなっちゃってたんだろうか。
ヒロアカ、主人公のifキャラを書くことで、「正義になれるのなんて大半は運だよ」というキッツイことを伝えたいようにしか最近は思えないんですが、だからこそ心操君を最初に描いたんでしょうねえ……頑張った分の評価は得られないかもしれないけど、正義側には踏みとどまれるよ、というか……エンデヴァーが思ったより毒親感無いので、むしろ残酷になっているというか……心操君すごいな……。

[ブラクロ]
順調にインフレしてて、それがむしろ心地よい。

[魔女]
予告でラブコメの名手とか書かれてるの、プレッシャーのかけかたがすごいですね、篠原先生なので大丈夫だとは思いますけど。
ニコちゃんがひたすらかわいいですね。チャラいのイメージが古くて、むしろそっちに笑ってしまったんですが、若い人はどう思うんだろう。ラスト、モイちゃんの愛が重いあたり、顔に出ないだけで大好きなんだなーというのが伝わりますね。かわいいなあ。

[石]
カセキが助言で動いていくの、なんというか見てて気持ちが良いですね。
ゼノが倫理が弱点みたいなこと言ってますけど、少女であり命の恩人であるスイカに対して隙を見せないはずが無く……という展開でしょうか。さすがにスイカが死んだらキツすぎるので。

[若君]
ジャンプで時代劇、しかも曖昧とはいえ実在の人物を描くの、とんでもない勝負に出てますね。
頼重がモロにネウロで笑っちゃうんですが、相変わらず変顔が素晴らしい。
宗教が軍事力を持つという話を聞くと、やる夫スレの強訴AAが頭を過ってしまう……。

[マッシュル]
キャラを強く見せるには、常にマイペースに行動させると良い、ということがよく分かりますね。

[アイテルシー]
前作もハチャメチャな女の子が妙にかわいくて覚えているんですが、線が綺麗になりましたねえ……アオリ文を読むまで気が付かなかったです。
このまま一話完結でも十分面白いんですが、最後の展開が良いですね。相生さんは自分に強く興味を持ってほしいのであって、誘拐犯に対しては捨てられた恨みみたいなのがあるんでしょうか。

[夜桜]
お母さんをやらざるをえなかったお姉ちゃんとか、あんまり肯定したくないんですが……。

[さかもと]
ボイルさん、負けを認めないんだろうなあ……。

[マグちゃん]
なんだこの終始かわいい回は……優しい世界……癒し……。

[あやトラ]
祭里ちゃんが「妖巫女は16歳で死んできた」という情報を無視しちゃってるとこ、動揺がいかに大きなものかよく分かりますね。画楽先生強いなあ。

[ロボコ]
何気に女子キャラが可愛いの、忘れてましたね。蒲原さん派です、部下になりたい。

[チャコ]
能力バトル漫画になってしまったなあ……。

[デッドラック]
安野ってそんなに出てないんですけれども、格好よく印象的な死にざまになっていてすごいですね。この話数だと「なんか死んだ」みたいになるのが普通なんですが……ちゃんと悲しい。リップの過去編も楽しみです。

[仄見え]
ちゃんと面白いと思うんですけどねえ、呪術とかぶっちゃってるからかなあ……テーマは全然違うのに。

[建築]
ポコミチンってどういうネーミングセンスなんですか、しまぶー先生ってこんなんでしたっけ??

[高校生]
微妙ですけれども、お母さんの身体が少しだけボテっとしてるの、画力の向上を感じますね……。